5歳になる娘氏が、このように訴えてきました。
もしかして、耳垢かな…?
娘氏が生まれて以来、綿棒での耳の穴の浅いところをくるくるする程度の耳掃除をしたことはあります。
しかし、耳かきを耳の穴に突っ込んでのお掃除は、やったことがありません。
今回は、そんな娘氏を耳鼻科に連れて行った話です。
娘氏の訴える症状
- 左耳の耳の穴に指を入れるとかたいものがある(大人の指では届かない場所のよう)
- 耳の穴の中がもそもそしている気がする
- 左耳だけ音がぼやっとした聞こえ方になっている
- 綿棒を耳の穴に入れても何も取れないが、ちょっと色が付く
小児科か耳鼻科か
正直、かかりつけの小児科の方が(心理的)ハードルは低い。
けれど、今回は耳鼻科に連れて行くことにしました。
正直、子ども2人(娘氏5歳+息子氏0歳(抱っこ紐))を連れて病院に行くのは、親の方も心身ともにかなりのエネルギーが必要なので、確実かつスピーディーに終わらせたい。
小児科でもきっと耳の診察や処置(耳垢を取り除く)はしてもらえると思うが、今回は耳鼻科を選択しました。
YouTubeで何でも知ってる5歳児
耳鼻科は、私自身が一度もかかったことがない科なので、どのように診察や治療が行われるのか、よくわからない。
親がよくわからないものを、5歳児にろくな説明もなしに経験させるのも忍びないと思い、なけなしの知識で、
お耳のお医者さんは、こういうのでお耳の中見るらしいよ。(スマホで下図のような診察風景の写真を見せる)
びっくりするかもしれないけど、怖くないからね。
そんなの知ってるし。YouTube KIDSで見たことあるし。
お、おぅ。話が早くて助かります…?
診察結果
右も左も耳垢がたまってガチガチに固まっちゃってるね。
耳垢をやわらかくする薬出すから、それ毎日やって、4日後また来て。
わかりました(耳垢がガチガチに固まってる?!)。
診察結果は、予想通り耳垢がたまっているでしたが、まさかそれがガチガチと言われるほど固まっているとは!
結局その日は、耳の診察だけするにとどまり、薬局で処方された耳垢をやわらかくする薬(耳垢水)をもらって帰るのでした。
目薬と同じ要領で耳の穴に3滴ほどさして、そのまま10分横になるよ!
いざ耳垢を取り除く!
耳垢水をさされることに難色を示す娘氏を励ましながら、毎日耳垢水を使い、4日後。
ようやく、耳垢を取ってもらうことができました。
当日の処置(耳掃除)はあっけないほど簡単で5分とかからず終わりました。
診察の時にも使っていた耳鏡(お医者さんが手に持ってる三角の器具)に、機械につながった吸引管を付けて、
キュイー シュポ シュポッ シュポッ (耳垢が吸い取られる音)
ぬりぬり (綿棒で消毒液を塗る)
はい、おしまい。もうこれで大丈夫。きれいになったよ。
まぁ、ちょっと痛かったけど、泣くほどじゃなかった。
耳ももう変な感じしない。
娘氏、頑張った…!
そして、娘氏と一緒に診察席に座って(暴れないよう手足を押さえて)抱っこしてくれた看護師さん、ありがとうございました。
(息子氏を抱っこしているげんまいちゃを見て娘氏と一緒に座ってくれた)
かかった費用
耳掃除という医療行為なので、住んでいる市の小児医療助成の対象になり、診察と処置に関する費用は0円でした。(助成がなくても、健康保険適用なので高額にはならないと思います)
かかったのは、耳垢水代の百数十円のみでした。
(処方薬も助成対象なのだけれど、今回の耳垢水は成分を確認する限り、素人が思ういわゆる”お薬”ではなかったので、助成対象ではなかったのかも)
耳垢水の使い心地
後日、余った耳垢水を自分の耳にもさしてみました。(いわゆる”お薬”じゃないのでセーフかなと)
娘氏が難色を示した耳垢水の使い心地は…
まんま耳に水入った、って感じ。
そりゃそうです。
まとめ
調べてみると、耳には自浄作用もあるので、特に頻繁な耳掃除は推奨されないようです。
ただ、小さい子供に関しては、大人よりも耳垢がたまりやすいようなので、耳掃除のためだけに病院を受診するのはアリだと思いました。
耳鼻科で渡された問診票の「来院の理由」にも「耳垢を取ってほしい」という項目が設けてあった程です。
今回は、たまたま娘氏からの自己申告で受診に至りましたが、次からは定期的に耳掃除で耳鼻科を受診しようと思います。
お耳の穴に指入れるとかたいのがあって、変な音聞こえる…。